巨人軍奮闘記-「希望はないが、金ならある」-

プロ野球、とりわけ読売ジャイアンツについて語ってます。

球春到来しとるやんけ。

 お久しぶりです。

気づけばプロ野球は春のキャンプが到来し、もうオープン戦が始まる時期になってしまっていました。

昨シーズン期待の持てた若手が軒並み2軍で練習をしている巨人の未来は明るいのか、明るくねぇっての。と、自問自答していた2月。実際に宮崎・沖縄に足を運ばれた方はいらっしゃいますか?

 

2018年の春のキャンプでよく目にした、名前を聞いた選手を挙げるとすれば坂本、菅野、阿部の所謂「チームの顔」以外では個人的に「吉川尚輝・重信・田中弟」の3選手かなぁと思います。岡本ももちろん松井秀喜臨時コーチがいらしていた時は名前を聞きましたが正直彼個人と言うよりかは松井が指導したから名前をよく聞いた気がします。一方挙げた3選手は個人の練習、実践での結果や取り組みによって名前を聞いたような気がしました。完全に主観ですが・・・。

 

 吉川尚輝は2016年の元ドラ1野手。昨季は怪我でシーズンの大半を2軍で過ごしましたが、最終戦でプロ初ヒット初盗塁を記録するなど来季への期待を膨らましたドSなシーズンとなりました。その期待を背にオフには若手のイースタン選抜として海外選手と対戦し、一回り大きくなり2017年を終え、更にキャプテン坂本と共に自主トレで肌が真っ黒になるまで練習をした吉川尚輝。首脳陣、主将、ファンの期待を一斉に背負っている若手といっても過言ではないでしょう。というか他にいないのが現状。

 とか思っていたら同じ内野手として今キャンプで一気に台頭してきたルーキー田中俊太。実の兄は今や広島の人気選手となった菅野の元同級生・田中広輔。高校、大学、社会人時代の全てで日本一を経験した野球エリートはプロでも優勝請負人となれるのか。なれるだけのポテンシャルは確実にあると思わせる野球センスを存分に見せつけてくれた田中俊太のプロ一年目は日本何位になるのか。今後のオープン戦を含めて是非とも野手陣の尻に火をつけて欲しいものだ。

 

そして最後に重信慎之介外野手。所謂賭博ドラフトの2位選手。早稲田大学時代には快速とその打法で名を轟かしたがプロはそう甘くはなかった。同大学出身で同期に当たる楽天の茂木栄五郎は既に楽天の未来を背負う有望野手にまでなってしまい、差を広げられた感は否めない。それでもまだ3年目。異例の年俸アップを勝ち取ったことからフロントは重信、君のことを本気で期待しているはずだ。走塁のできない鈴木尚広だなんてもう言わせてくれるな。しっかりベースは踏んで、自分の足でホームベースを幾度となく踏めるような選手に今季はなってくれ。批判は正直昨シーズンに死ぬほどした。大卒2年目で化け物のような成績を残した現監督の高橋由伸には到底及ばない打力なのは自他ファンの全てが分かっている。小細工でも何でも良いから塁に出て、本塁をたくさん踏め、例えそれが自分の活躍で塁に出なくてもだ。

 

頑張れ若手。なんだかんだ言って若い子には期待しちゃうもんなんだ。

オリンピックもたくさんの若い子が素晴らしい活躍してたしね。もう毎晩見てたら巨人の若手も。。。とか思っちゃうわけよ。それではまた。